天神祭
2012-07-18
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大阪天満宮では毎年7月24・25日に天神祭が催され、参道にはさまざまな屋台や露店などが並び、浴衣の参拝者でたいへんな賑わいとなります。

大阪天満宮が創祀されたのは平安時代の天暦3年(949年)のことで、その当時、都では落雷や疫病の流行などの天変地異が度重なり、人々はこれを非業の死を遂げられた菅原道真公の怨霊によるものと考え、その霊を鎮めるためにお祀りしたといわれています。
翌々年の天暦5年(951年)に社頭の浜から神鉾を流し、流れついた浜に斎場を設け、「みそぎ」を行ないました。その折、神領民や崇敬者が船を仕立てて奉迎したのが天神祭の始まりとされ、幕末の政変や二度の世界大戦で中断があったものの、現在まで一千年あまりの歴史を誇っています。
また、京都の祇園祭、東京の神田祭と並ぶ日本三大祭の一つとされ、大阪人の熱い心意気に支えられて、伝統を守りながらも年々発展しています。